街中には大小様々な消費者金融の看板や広告を見かけることができます。
最近ではゴールデンタイムの時間帯にも消費者金融のCMが放映されるようになりました。

 

人気タレントを起用したユニークなCMはお茶の間の人気を集めています。
今や消費者金融はわたしたちの身近な存在となっています。

消費者金融とは?

消費者金融とは、個人向けの小口融資を取り扱う金融機関のことを指します。借りることのできる金額は数十万円単位から数百万円単位の小口融資ですが、中には数円万円単位の大口融資を取り扱っている先もあります。

 

基本的には個人融資ですので、法人の事業資金や個人事業主の営業資金としては利用できません。またパチンコや競馬などのギャンブルや株式投資などの投機性資金としての利用も禁止されています。

 

消費者金融の最大の特徴が「素早い借入が可能」という点です。
多くの消費者金融では「即日融資」に対応しており、申込を行ったその日にまとまったお金を借りることができるようになっています。

 

審査回答時間は最短で30分程度、早ければ1時間もあれば契約から借入まで完了することができます。急な出費、どうしても早急にまとまったお金が必要な場合にありがたい存在となるでしょう。

 

申込方法も多様化しています。
店頭だけでなく、無人契約機、インターネット、電話、郵送などの申込方法が準備されており、自分の都合に応じた方法を選択できるようになっています。

 

とくにインターネットからの申込は来店不要で契約から借入まで完了させることができ人気が高まっています。本人確認書類や収入証明書類などの必要書類もパソコンに取り込んで送信することで対応でき、融資金は指定した銀行などの金融機関の口座に振り込むことができます。
参照サイト:低金利の銀行借入|カードローン審査を通過する為の3つの関門

 

消費者金融の審査のポイント

素早い借入が可能な消費者金融ですが、審査に通らないと意味がありません。

  • 「無審査で即日融資!!」
  • 「誰でもお貸しします!!」
  • 「ブラックでもOK!!」

 

このような宣伝を掲げている金融業者も存在しますが、甘い誘いには惑わされないようにしましょう。お金を借りることはできますが、その代わりに法外な利息や手数料を請求されることになります。

 

暴力団関係者が出入りしている、いわゆる「闇金」である可能性が高い金融業者ですので注意しましょう。

 

消費者金融の審査基準は各社異なっており、また一般的には公表されていません。
万が一審査に不合格となった場合でも、単に「当社の審査基準に合格できませんでした」と通知されるだけで、その明確な理由を知ることはできません。

 

「年収○○円以上あれば合格!!」という基準はありえないのです。
それは審査の目的が「利用者の返済能力を多方面から判断」することにあるためです。
年収が十分でも他社の借入が多ければ返済能力も少なくなります。

 

勤務先が問題なくても勤続年数が短ければすぐに転職してしまうかもしれません。このように利用者の「属性」を総合的に判断するのが審査の目的になります。逆にいえば、どのような「属性」を判断しているのかを考えることで、ある程度審査に合格できるかどうか推測できることになります。

 

自分の状況=属性が借入の返済に支障がなければ審査に合格できる可能性も高くなるということになります。

 

その「属性」には次のようなものを挙げることができます。

  • 年齢
  • 収入
  • 勤務先
  • 雇用形態
  • 勤続年数
  • 家族構成
  • 居住形態
  • 他社の借入状況
  • 過去の返済状況

 

これらの「属性」は「申込書」に記載する事項です。
つまり「申込書」に記載したすべての情報が審査に影響する「属性」であると考えておくようにしましょう。

 

審査に通りやすくなるコツは!!

「属性」の内容をある程度推測できるとはいえ、審査に合格できるかどうかは実際に審査を受けてみなければわかりません。

 

審査基準は各社異なっていますので「A社で不合格だったけど、B社で合格できた」という状況もありえます。

 

それでは申込前になるべく審査に合格しやすくするポイントというものは存在するのでしょうか。

 

それは「自分の状況を正確に把握する」ということではないでしょうか。

 

自分の収入と支出、勤務状況、他社の借入状況などを正確に把握し、返済に対して無理のない申込を行うことで審査に合格できる可能性も高くなるといえます。逆に何らかの問題、返済に対する不安がある状態で申込んでも、大半は不合格となる可能性が高いといえるでしょう。

 

また「属性」をよく見せようとして申込書に嘘の記載をする方もたくさんおられます。
収入を多めに記載したり、他社の借入を少なく申告して自分をよく見せようとしてしまうのです。しかしこのような「嘘」の申告は、審査上に悪影響を与えます。

 

素人がついた嘘は、審査担当者は簡単に見抜くことができます。
仮に確認資料が無くても、なんらかの不自然な点を発見するだけの能力を審査担当者は備えています。

 

あなたは「嘘」をつく方を信用できるでしょうか。お金の貸し借りはお互いの信用関係がなによりも大切です。たとえ「嘘」をつかなくても十分審査に合格できるレベルであったとしても、ちょっとした「嘘」が審査では致命傷となることもありますので注意しましょう。

 

消費者金融審査と総量規制

消費者金融はいわゆる「総量規制」の対象となります。

 

「総量規制」とは2010年に完全施行した「改正貸金業法」で定められた規定です。
消費者金融などの貸金業者は、利用者の年収の「3分の1」を越える貸出を禁止するというものです。多重債務者の問題が大きな社会問題に発展してきたことから導入された制度です。

 

例えば年収600万円の方は、借入総額が年収の3分の1である200万円に制限されることになります。この「借入総額」は新規借入だけでなく他社の借入も含まれます。また「借入残高」ではなく「借入限度額」で判断されます。仮に「残高0」つまり借入枠が残っており借入自体は利用していなくても、総量規制の影響を受けて借入総額に組み込まれることになります。

 

消費者金融の審査に合格するには、まず自分の借入総額と新たに借りたいと考えている金額の合計が「年収の3分の1以内」かどうかを正確に把握しなければいけません。この規準を越える借入申込を行っても、まず審査に合格することはできませんので注意しましょう。また「借入残高0」のカードローンなどがある場合には、解約するなどの手続きも考えるようにしましょう。

 

返済について考えるのが審査に合格する近道?

消費者金融を利用する場合、一番大切なことは「最後まで返済」するということです。
借りたお金は利息を含めて最後まで返済しなくてはいけません。
そのために、借入申込前の念密な返済計画が重要になってきます。

 

現状の自分の状況をよく把握して、無理のない返済計画を立てるようにしましょう。
間違っても「これから出世して収入が増えるだろう」という憶測に基づいた計画は危険です。
万が一返済できなくなると、以後の人生に悪影響を与える危険性が高くなります。
あくまで「今の状況から返済に支障のない」返済計画を立てることが大切です。

 

このような「無理のない返済計画」のもとで審査に臨むことが合格する近道といえるのではないでしょうか。自分の現状をよく理解した上での念密な返済計画と、無理のない借入申込を心がけることで、消費者金融の審査に合格できる確率は格段に向上するといえるでしょう。